4月 6
狩野永徳
icon1 art | icon2 芸術家, 豆知識 | icon4 04 6th, 2009| icon3Comments Off

狩野派と呼ばれる日本絵画史上最大の画派の代表的画人「狩野永徳」について詳しくみていきましょう。
狩野派は室町~江戸時代末期まで続いた日本画の派閥ですが、その中にあって最も著名なのが永徳です。生没年は1543~1590年と伝承されていますので、活躍の中心は安土桃山時代ということになります。

狩野派の棟梁として、織田信長、豊臣秀吉という天下人に仕え、安土城、聚楽第、大坂城などの障壁画を制作したことで知られています。永徳の代表的な事績は建物とともに滅びてしまったものが多く、真筆とされる現存作品は多くありません。

現存する代表作は、京都市・「聚光院の聚光院障壁画」(国宝)、上杉博物館の「洛中洛外図」(国宝)、宮内庁三の丸尚蔵館の「唐獅子図屏風」などが有名です。

現存しない作品で主なものには、「安土城障壁画」(1576年)、「大坂城障壁画」(1585年)、聚楽第障壁画(1587年)があります。

このように狩野永徳は多作でも知られるのですが、47歳の若さで亡くなったのは現代で言うところの「過労死」ではなかったかと言われているほどに、作品の制作に追われていたそうです。確かに、織田信長や豊臣秀吉に作品を依頼されて断るというのは難しかったのかもしれませんね。時の天下人ですから、要望も強引だったかもしれませんし、注文も多そうな気が・・・。

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12月 25
岡本太郎
icon1 art | icon2 芸術家, 豆知識 | icon4 12 25th, 2008| icon3Comments Off

岡本太郎さん(1911年神奈川県生れ、1996年没)は日本を代表する芸術家で、大阪万博(1970年開催)のシンボル「太陽の塔」が有名です。
また、70年代以降は芸術分野での活躍に収まらず、テレビを含むメディアでも活躍、その独特のキャラクターから人気を博しました。

彼は芸術一家に生まれ、一般的な躾を全く受けずに育ったため、少年期の頃より既存の概念にとらわれる事がなかった。
それ故、人間としての自由や権利を阻害する者、権威を振りかざし、かさにかかって押さえつけようとする者には、徹底的に反抗した。この人生観、芸術館は生涯貫いており、またそれが創作への情熱にもなった。

「うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあってはならない。」と著書「今日の芸術」の中で宣言している。
これは手先の巧さ、美しさ、心地よさは、芸術の本質とは全く関係がなく、むしろいやったらしさや不快感を含め、見る者を激しく引きつけ圧倒する事こそが真の芸術だと説いている。

また「芸術は爆発だ」「芸術は呪術だ」「グラスの底に顔があっても良いじゃないか」などの名言(迷言)を残した事で有名です。
これらの言動、行動は出任せに発したものではなく、若年時代の苦悶と葛藤の生活の中で、徹底的に美、芸術、自己を追求した結果と考えられ、それらの主義主張は生涯を通して一貫している。

また、自分の作品をガラス越しで展示されるのを極端に嫌い、素の状態で鑑賞してもらうことを善しとする強い考えを持っていました。
それを表す逸話として、ある時自らの絵画作品「コントルポアン」を傷つけられたことがあり、それ以降関係者がガラス越しでの展示を提案すると太郎は激怒し、「傷がつけば、俺が自ら直してやる」とまで言ってのけたと言われています。

岡本太郎さんは既存の概念に縛られること無く芸術の世界で生きた方ですが、我々一般人はこの一般社会を生き抜くために論理力を磨く論理エンジン、塾家庭教師を利用して学歴社会の王道を突き進もうじゃあーりませんか。

4月 8
緑の黒髪
icon1 art | icon2 豆知識 | icon4 04 8th, 2008| icon3Comments Off

もともと緑は色のなまえではありませんでしたから、この表現はべつに変ではないのです。
「芽出る」が語源らしく「みどり」というのはおそらく、ピチピチの状態。自然界なら木々や草が青々と茂る様子を言ったのだろうと想像できると思います。
みどりは生物の活き活きとした生命感です。
生まれたばかりの若々しい様子、それらを形容する言葉だったのです。
「みどりご」という言葉があると思います。
みどりごは漢字では嬰児とあてますが、この「みどり」もやはり生命感、生まれたばかりの若々しさからきています。

4月 8
芸術作品に隠された黄金比
icon1 art | icon2 豆知識 | icon4 04 8th, 2008| icon3Comments Off

古代ギリシア以来「神の比」とまで呼ばれた黄金比。
人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、建築や美術的要素の一つとされています。
縦横2辺の長さの比が黄金比になっている長方形は、どんな長方形よりも美しく見えるといいます。

黄金比はヨーロッパでは古くから最も美しい長方形として親しまれてきた。
ルーブル美術館に所蔵のミロのビーナス、パリの凱旋門、ギリシャの遺跡パルテノン神殿、ピラミッド、富嶽三十六景、ニューヨークの国連ビル、またモーツァルトのソナタやベートーヴェンの交響曲第五番、さらにバルトーク、ドビュッシー、ストラディヴァリウスのバイオリンでこの「黄金比」が利用されています。
歴史上の芸術作品の中に存在する黄金比。
古今東西の芸術家は意識的に、もしくは無意識のうちに黄金比の比率を織り込んだのか。

その意図は誰も知ることはできない。